社会的な背景や生活リズムの不安定さによって

不眠で悩んでいる人が増えてきています。

2004年に行われた調査では全体の7.4%の人が週に3回は睡眠薬を飲んでいることがわかり、

男性よりも女性の比率が高く、70歳以上の女性はなんと25%の人が睡眠薬を飲んでいることが解ったのです。

10年以上前のデータなのですが、それよりも前の時代と比べても年々増えてきているといえます。

まずは現状を知る

11-21-18

引用:www.kyouritu.or.jp

年を重ねるごとに不眠で悩む人は増えていることがわかりますね。

11-25-37

引用:www.eisai.jp

不眠症の症状である

  • 入眠障害
  • 中途覚醒
  • 早朝覚醒

のそれぞれの比率は20−50歳までの間だと割合に変化は見られませんが、

60歳以上の方だと

  • 入眠障害は10%
  • 早朝覚醒は13%
  • 中途覚醒は24%

と寝てから途中で起きてしまう中途覚醒に悩んでいる人の割合が高くなります

アジアでは一番多く睡眠薬を消費している

ベンゾジアゼピン系睡眠薬を世界で最も多く消費しているのはベルギーですが、

2位が日本です。

またアジア圏内では最も多く消費しているのは日本で
アジアでは2位のイスラエルの3倍近くのベンゾジアゼピン系睡眠薬を消費しています。

世界的に見てもかなりの量を消費していることがわかりました。

ちなみにアメリカの国民の約50%は不眠の疑いがありますが
ほとんどの人はベンゾジアゼピン系睡眠薬を摂取していません

それぞれの国の医師会によって方針は異なりますが

日本ではかなりベンゾジアゼピン系睡眠薬が馴染み深いことが解ると思います。

薬がファーストチョイスなのはおかしい

gahag-0110213195-1
これは私の持論です。

医学は西洋医学・東洋医学に分けられると思いますが、薬の処方するのは西洋医学に分類されます。

しかし、

西洋医学=薬 という認識は間違っているのです。

というのもヨーロッパでは病気に対するアプローチの仕方が2つあります。

  1. 自然療法
  2. 現代医学

です。

ヨーロッパでは病院に訪れた人の約7割が自然療法での治療を受け、残りの3割の人が現代医学の治療を受けます。

自然療法は主に「症状を抑えるのではなくて、症状が出る根本的なものを改善する

という考え方なので、主に体の免疫力を高めることを目的とした治療が始められます。

  • 不眠
  • 精神病
  • 生活習慣病
  • 慢性的な疾患

はほぼ自然療法からの治療になるのです。

現代医学は急な病気、

感染症や急性の病気に対しては一時的に薬を投薬して症状を抑えるのですが、

その役割ははっきりと異なっているのが現状なのです。

日本は現代医学に頼り過ぎている

日本の病院に行き、ヨーロッパでは自然療法で治療されるものも日本では現代医学での治療が勧められます。

日本では症状によって対応する「科」が異なっていますよね。

またほとんどの病院に行き、診察を受けると薬が処方されます。

このような現状を踏まえると日本は現代医学に頼り過ぎているといえるでしょう。

風邪薬は飲まなくていい???

風邪を引き、体温が上がって行くと薬を飲む人が多いと思います。

37度程度でも薬を飲む人はいますが、

風邪を引き体温が上がるのは

「体内向上維持機能(マスターホメオスタシス・システム)」がしっかりと機能している証拠なんです。

体温を高めることで免疫力を上げ、侵入したウイルスに対抗するための組織が形成されるのですが

風邪薬で体温を意図的に下げてしまう事で体内向上維持機能の機能効率が下がっていきます。

風邪を引いたら解熱剤を飲めばよい!というのは間違っている考え方なのです

もちろん39度以上も体温が上がってしまったら危険なので解熱剤を飲み、38度程度まで安定させる必要はあるので、

すべての解熱剤を否定するつもりはありません。

薬は飲み方、その症状によって良くも悪くもなることを覚えておいてください

このように考えると・・・

もちろん急性な不眠に対して、その場だけをしのぐために

睡眠薬を飲むことはあるでしょう。

しかし根本的に問題を解決するためには

睡眠薬は最終手段という位置づけで、それよりも栄養素を毎日しっかりと摂取し、健康的な生活をしていくことが大切です。

体は普段食べているものから作られているので

そのバランスを考えながら睡眠に効果があるものを継続して取って行く必要があります。

<参考文献>

石川善光「薬をやめると健康になる」 泰文堂 2012年9月3日