神経伝達物質である

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オレキシンというのは脳の神経伝達物質でありこれは1988年に見つかったのものです。

もともとは食欲を増加させる神経物質だと考えられていました。そこでオレキシンがどんな作用を具体的に示すのかを実験するためにマウスを使ったのです。

最初はオレキシンを取り除いたマウスがどのような行動をとるのか、また食欲は減退するのかを調べていたのですが、その実験マウスたちは寝てしまう事が多く成ったのです。

「死んでしまった」と実験の主任は最初は思っていたのですが、確かに寝ていました。

十分に睡眠を取っているはずのマウスがなんとナルコレプシーに似た症状になったのです。

この神経物質は睡眠に関係している

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それからマウスを使った実験を繰り返したところ、オレキシンという神経物質とナルコレプシーの関係性は認められるようになりました。

オレキシンの分泌量が少ないと人はナルコレプシーになってしまうことが証明されたのです。

それでは「それを人間に注入すればナルコレプシーは治るのか??」

という疑問が湧いてきますよね!でもそうは簡単にはいかないのです

実用化はまだまださき

オレキシンを人間に投与する事には非常に難しいです。これはマウスの実験なので簡単にいきますが、人間の場合は「人命」が罹っているので、そう簡単には実験すらできません。

  • オレキシンという神経物質を人間の身体に悪いものへ変化させる技術
  • それを正しいところ(脳の神経)に注入する技術
  • 受容体といってそれを正しく感知させ吸収させる技術

のこの3つの技術のレベルをもっと高くさせなくてはなりません。

まだまだ実用化は先になりますが、睡眠障害、ナルコレプシー、睡眠発作の治療に大きな影響を与えることは間違いないですね!!