どんな関係性なのか?

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オレキシンとは
■視床下部のニューロンから産生される神経ペプチド
■睡眠・覚醒の調節(特に覚醒状態の維持)に重要な働きをしている
※動物実験ではオレキシンを脳室内に投与すると摂食行動が増大する作用があることなどから、当初は摂食行動を制御するペプチドとして注目された。その後、睡眠障害の一つである「ナルコレプシー」の病態に深く関与していることが明らかとなり、睡眠・覚醒制御におけるオレキシンの役割が注目されている

オレキシンというのは脳内物質なのですが、オレキシン受容体というものと結合すると

「覚醒作用」が生じるのです。

これによって人は起きるのですが、しかし

  • 中途覚醒によって何度も睡眠中に目覚めてしまう
  • 眠るまでに時間がかかってしまう

というデメリットも在るのです。

サーカディアンリズム(体内時計)が狂ってしまうとオレキシンを上手くコントロールする事が出来ずに、寝たいときにオレキシンがその受容体と結合してしまうのです。

そうするとなかなか寝付く事ができませんし、途中で起きてしまって睡眠の質を低下させることにも繋がります。

では
覚醒しないようにオレキシンを結合させないようにすれば睡眠出来るのか??

答えはYES!。 そして2014年の11月にその睡眠薬を世界で一番早く扱えるようになったのです。

どんな仕組みなのか??

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その睡眠薬は「ベルソムラ」という名称です。

図のようにオレキシンがその受容体と結合しないように、「ベルソムラ」がストッパーとして働いていますね!!

そうすることで人が

  • 快適に眠れるようになる
  • 入睡時間を短縮する事が出来る
  • 途中で目覚めしないようになる

といった効果を期待する事が出来るのです

従来のものとは違う切り口

従来の睡眠薬はγ-アミノ酪酸という物質の濃度を上げる事で脳を鎮静させる・筋弛緩させてリラックスさせるものが多かったのです。

これをベンゾジアゼピン系(BZ系)と呼ばれます。

ベンゾジアゼピン系の薬は筋弛緩させる作用が強く副作用が指摘されていたので、その副作用が起きないように改良されたものは非ベンゾジアゼピン系(非BZ系)と呼ばれます。

しかしこれらの睡眠薬とはベルソムラは作用の仕方が異なりオレキシン受容体にのみ作用されるものなのです。

なのでベンゾジアゼピン系を服用し、効果がなかった方や睡眠薬の副作用が怖くてなかなか手を出す事ができなかった方にもオススメできます。

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