夜が眠れない
寝ても寝ても寝ている感じがしない
必要以上に寝てしまう

同じ睡眠に関する悩みなのですが、

鬱病の症状として「睡眠」に悩まされることがあるのです。

睡眠は肉体の回復だけではなく精神の疲れを取る効果があるのですが、

睡眠の質が低下したり、睡眠を取ることができないと鬱になってしまったり、
逆に
鬱病から睡眠障害に悩まされることもあるのです。

「いや自分は鬱病じゃない」と思っていたとしてもこういった精神の疲れは自分ではなかなか気がつかないことが多いために症状が悪化する危険性もあります。

なので今回は鬱病の理解を進めて行くために

鬱病の9大症状をお伝えしていきますね!

1、抑うつ状態

抑うつ状態は誰にでも起こりうるものです。

  • 頑張ったことが報われないとき
  • 恋人や家族との別れ

など悲しい気持ちになったときに

憂鬱状態になったり、悲しみを感じたり、自分の未来に希望を持つことができないと悲観的になることは誰にでもあることです。

抑うつ状態は主にストレスを強く感じたときになるものなんですよね。

誰にでも起こりうるものなのですが、この状態が2週間以上続いている場合は注意が必要です。

ほとんどの場合は1日程度、長くても3日程度すれば回復するのですが、
抑うつ状態が長く続いていると神経のバランスが崩れて鬱病になったり、他の精神病を引き起こす危険性に晒されます

2、これまでの興味・関心の薄れ

これまで興味があったものや関心があったものに

なにも注意が向かなくなることはありませんか?

これまでは活発に外に出て活動していたのにも関わらず日に日に自宅に籠るようになったり、

なにもやる気が起きずに1日中ぼーとしていることは鬱病のサインです。

人に関心が向かなくなったりして人付き合いが面倒になったり、避けるようになることはありませんか?

自分でもなんで急にこんな風になったのか?わからない

と、戸惑う事も多いです。

これまで興味があった対象が別のものになる のであればただ興味・関心はある証拠ですがそうではないのであれば注意が必要ですね

3、食欲・性欲の減退または増幅

鬱病は人間の基本的な欲求の部分に問題が生じることが多く、

  1. 食欲
  2. 性欲
  3. 睡眠

これらの欲求が減って行ったり、または過度に増えて行くことになるのです。

食欲に変化はありませんか?

女性ならダイエットのために体重が減って行くこともありますが、

ダイエットをしなくても気がついたら食欲が無くなり、体重が減って行きます。

摂取する食べ物の量が減ればそのぶん体重は減って行くのです。

鬱病が進行してしまうと、体重に変化が見られるだけではなく味覚の精度が下がっていくこともあります。

  1. 何を食べても味がわからない
  2. 砂を噛んでいるように思える

味覚に変化が起こることで食欲が減退し、さらに体重が減って活動力が低下することもあります。

演劇だけではなくバラエティーでも活躍されていたとある俳優さんが

「プレッシャーとストレスから鬱病を発症した。そのため自分は若い頃から食べ物の味がわからなくなった」

と鬱病であることとその症状をカミングアウトし、世間で話題にもなりました。

それとは逆に過度に食欲が旺盛になって、必要以上に食べ物を口にしてしまうこともあるのです。

特に甘いものを欲しがる人もいて、特定の食べ物をずっと摂取したい!願望に囚われる人もいます。

性欲に関しても同じで、異性・同性への恋心がなくなり、無関心になるようになります。

人間の3大欲求は基礎的な人格形成のためには必要なもので、
人間が子孫を残すためにも必要なことです

人間の欲求には5段階あると言われており(マズローの5大欲求説に基づく)、

その基本が食欲・性欲・睡眠欲

この3つを満たされないと上の段の4つの欲求を満たそうとは人は思いません。

基礎が成り立って初めて、
安全欲求・社会承認欲求・尊厳欲求・自己実現欲求を満たそうとしていきます。

4、睡眠欲求の減退・増幅

抑うつ状態、鬱病になると不安な気持ちや虚無感に襲われるために

リラックスすることができず、結果的に睡眠に問題が生じるのです。

  1. 寝ている途中で起きてしまう
  2. 朝早く起きてしまい、寝れなくなる
  3. 寝付きがわるくなる
  4. 寝ているはずなのにしっかりと休息出来ていない

といった症状に悩まされることがあります。

これはまさに不眠症の症状である

  • 入眠困難(なかなか眠ることができない)
  • 中途覚醒(頻繁に目が覚めてしまう)
  • 早朝覚醒(朝早く目が覚めて、再び寝付く事が出来ない)
  • 熟眠不全(十分な時間眠ったはずなのにすっきりしない)

完全に一致します

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つまりかなり不眠症と近い症状なんです。

鬱病から不眠症を引き起こすこともありますし
不眠症から鬱病を引き起こすこともあります

また逆に過眠が酷くなったり、急に昼間に睡魔が襲って来る場合もあるのです。

5、集中力の低下

仕事のミスや忘れ物が多いなど、私生活に支障がでてくることがあるのですが

集中力が低下するとこのようになんでもないミスが繰り返ししてしまうのです。

精神的にリラックスできていないと

不安や焦燥感を感じることで普段であれば使わないところにエネルギーが消費されることで、

肝心なときに実力を発揮出来なくなってしまうのですよね

食事・睡眠のバランスが崩れることでも集中力は削られてきます。

自分のペースで頑張ることを心がけることが大切で、
小さなミスを気にし過ぎることは良くありません。

集中力が切れ易くなることで

  1. 認知機能
  2. コミュニケーション
  3. 単純記憶
  4. 長期記憶
  5. 単純作業

これらの能力が低下することがあります。

6、焦燥感の現れ

焦燥感とは

  1. イライラする
  2. その場で黙っていることができない
  3. そわそわする

これらの状態のこれを指します。

本当は活動的にならないといけないときになかなかエネルギーを外に出すことができなくなったり、

逆に
じっとしておかなければならないときに体を動かしたり、そわそわしてしまうことも指します。

精神的にもリラックスすることができず、「切羽詰まった感じ」の感情を抱え易くなり

本当は気にしなくても良いところで、無駄にエネルギーを消耗してしまうのです。

人間は感情の生き物ですが、
感情を一定にすることができないと正常な行動をすることや、正しい判断をすることができず、

人からも理解されず、そしてそれがまたストレスになり焦燥感や孤独感を強く感じてしまうのです。

鬱病で悩まされている人の70%以上が焦燥感を感じているというデータもあります

7、過去の否定、未来の悲観

エネルギーを外に出さずに矛先が自分に向いてしまうと

過去を否定したり、未来を悲観する
ように成ってしまうのです。

本来であれば、自分が積み上げてきた経験にウソはないですし、
精一杯生きている人が未来を悲観する必要なんて全くありません

もっと背伸びをしても良いですし、
もっと自信を持っても良いです

「これまで」を否定し、「これから」を悲観する必要なんて全くありませんからね!

未来に良い想像ができないと、なんのために頑張っているか?

現実、今に矛先が向かないので生産的な考えをしたり、行動を続けることが難しくなってしまいます。

無理に自分を辛くする必要性はありませんよ!

8、死への願望

日本は先進国でもありますが、自殺大国だとも言われています。

鬱病からこんな馬鹿なことを考えてしまう人も多いのが現状です。

本来であれば命を大切にしないといけないとはわかっているのに、変なことを考えてしまうんですよね。

特に危険なのは

  • アルコールの摂取が日常的になっている
  • 不眠が続いており、寝る時間がない
  • 孤独感が酷く相談出来る人が少ない

こういった場合は危険な状態だといえます。

本来であればそんなことはないのに自分が無力で無気力感を感じてしまうのです。

鬱病に成ると脳内の神経伝達物質に齟齬が生じ、

健康的な状態であれば分泌される量が分泌されなくなったり、
過剰に神経伝達物質が分泌されることでバランスを崩し易くなります

大切なのはバランスを整えること

9、疲れやすくなる

別のことにエネルギーが消費されるために

疲れ易くなり以前よりも体力がなくなっていきます。

  1. 以前よりもなんか体力が落ちた気がする
  2. 仕事から帰宅すると動くことができないほど疲れてしまう
  3. 昨日の疲れを引きずっている感じがする

さきほどの「5、集中力の低下」と似ていますがこのような自覚はありませんか?

抗うつ状態(うつ病ではない)でも疲れ易くなることはありますが、
短期的である場合が多く、時間が経てばエネルギー量は回復して行きます

しかし鬱病で悩まされてしまうとエネルギー量が徐々に少なくなってすり減ってしまうことも多いのです。

まとめ

  1. 抑うつ状態
  2. これまでの興味・関心の薄れ
  3. 食欲・性欲の減退または増幅
  4. 睡眠欲求の減退・増幅
  5. 集中力の低下
  6. 焦燥感の現れ
  7. 過去の否定、未来の悲観
  8. 死への願望
  9. 疲れやすくなる

鬱病の9大症状について、今回お話ししてきました

続き→
⇒鬱は自覚症状の意識が重要!自分では気がつかないところで掛かっている危険性